ご当地シリーズ 第9弾!

5月になり、爽やかな風が初夏の訪れを感じさせる季節となりました。
ゲストの皆さんの送迎に行くと、木々の若い葉や、茶畑の湧き立つ様な緑が心を躍らせます。

今回、このお茶の葉をおやつに取り入れることにしました。
お茶を使ったお団子です。

そこで茶所静岡県でも有数の産地である東山地区の玄関口、日坂で明治創業の老舗《大塚製茶》代表取締役 大塚裕彦様にご協力願いました。

今回ご協力頂いた《大塚製茶》さんは創業明治2年という老舗のお茶屋さん。
日本一の生産量を誇る静岡県掛川市の素晴しいお茶を、お客様の要望やオーダーに合わせて焙煎の度合いや、お茶の配合などを調整して、皆様に愛される味と香りを提供して下さっています。

一歩店舗内に足を踏み入れると、数え切れないほどの『トロフィーにびっくりっ!』
大塚製茶さんは優良茶品評会で何年も連続して一等賞を受賞、東京都知事賞や静岡県知事賞、そして平成4年、平成17年には、東京都優良茶品評会において最高の賞である農林水産大臣賞を受賞されるなど、数々の栄誉ある賞を受賞されています。

また、大塚代表取締役は日本でまだ数人しかいないという『日本茶鑑定士』の資格をお持ちです。

仕上げ工場内を見せて頂く事が出来ました。工場内は人の手を介さないよう、お茶に混入している不純物を取り除く為の異物除去機やお茶を焙煎する機械がレイアウトされ、とても清潔で衛生的でした。

焙煎したての香りをかがせて頂くと、何とも香ばしい出来立てのお茶の香りを楽しむ事が出来ました。

その後、掛川の中でも最高品質のお茶の産地、東山地区を案内していただきました。東山地区は北東に流れます大井川の水分を含んだ空気が、霧を発生させて風と共に流れ込むので、お茶には最高の環境なんだそうです。

この好環境に育つ一番茶の、1芯2葉の良いところを丁寧に刈り取って『工場』で『荒茶(あらちゃ)』にします。この『荒茶』を煎茶や粉茶、茎茶など様々なお茶に《製茶》していくのだそうです。

ご案内頂いた数日後、大塚製茶さんから、
〔さわだの庄用オリジナル焙煎〕の2種類のお茶と、
なんと八十八夜摘みの貴重なお茶までご好意で頂きましたっ!!
早速原口栄養士が特製ソースを作成しました。
焙煎度合いが違う2種類のお茶は、香ばしさや、お茶独特の甘い香りなどのバランスが違います。甘さとにがさ、香りを調整しながら完成したソースはお茶の香り漂う甘いソースになりました。

そして、ついにお団子作りです。
今回は豆腐白玉と、お茶白玉の2種類の団子をゲストの皆様と一緒に作りました。
皆さん笑顔で楽しんで頂いていますが、手つきは真剣そのもの。
たくさんのお団子が完成しました。

完成した2種類のお団子に先ほどの特製茶ソースをかけて完成ですっ。
このお団子に、八十八夜茶を添えて皆さんに召し上がって頂きました。

『やっぱりお茶はいぃ~ねぇ~。』『この匂いを嗅ぐと今年も5月ん来たなぁ~って思うだよ。』などなど、皆さん口いっぱいに新茶の香りを満喫していただく事が出来ました。
たくさんの笑顔と笑い声が聞けてとても良い時間を過ごす事が出来ました。

最後に、今回のこのお茶団子に全面的にご協力頂きました《大塚製茶》様 本当にありがとうございました。

協力:大塚製茶株式会社
〒436-0009 静岡県掛川市大野1638番地
TEL. 0120-40-8088(受付時間/月~土曜日AM8:00~PM6:00)
FAX. 0537-27-0175 E-mail. mail@osei.co.jp

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